【図解】借金と貯金、どっちが先?あなたの悩みを解決します

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石田
家計指導を累計4,000件以上してきた石田です
たるたるの泣いている写真
たるたる
借金返済と貯金をどうしていけばいいかさっぱり分からなくて、助けてください
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石田
任せて!誰でもわかるよう絵をたくさん使ってでわかりやすく解説するね

今回は以下のお悩みにお答えします

  • 借金返済と貯金はどちらを優先したらいいの?
  • 借金返済しながらでも貯金したほうがいいの?

貯金より借金返済を先にしましょう、理由はシンプルです

借金返済か貯金かどちらを優先すべきかという疑問にお答えします

 

結論:借金を先に返済してしまいましょう。理由はそのほうが得するからです
たるたるの疑問
たるたる
利息とかの関係で早く返したほう得なのかな
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石田
たるちゃん鋭いね。先に返済する理由を説明するね
A~Cの異なる状況を準備してみました。
それぞれ、借金優先と、貯金優先でどれくらい差が出てくるのか実際に見てみましょう。
Aの場合
N.Sさん
  1. 消費者金融からの100万円の借金あり(金利15%)
  2. 毎月2,5万円ずつ返済
  3. 毎月2万円を貯金しており、現在貯金は20万円
Bの場合
  1. 銀行系のカードローンで50万円の借金あり(金利9%)
  2. 毎月1,5万円ずつ返済中
  3. 毎月1万円ずつ貯金しており、現在の貯金は10万円
Cの場合
  1. N.Sさん

    奨学金を300万円ほど借りている(金利0,7%

  2. 毎月1,5万円を返済中
  3. 毎月3万円ずつ貯金しており、現在の貯金は30万円

 

 

Aの将来はこうなる

 

①このままの生活を続けて2,5万円返済しながら2万円貯金

②貯金の20万円と、毎月の貯金2万円を借金返済に回したら

の2パターンに分けてみてみましょう

 

将来どうなっているのかくらべてみました
Aの場合
N.Sさん
  1. 消費者金融からの100万円の借金あり(金利15%)
  2. 毎月2,5万円ずつ返済
  3. 毎月2万円を貯金しており、現在貯金は20万円
このままの生活 ②貯金を全額借金返済に回してみたら
借金返済の期間 55か月 20か月
借金返済の合計金額 元本100万円+利息38万円 元本100万円+利息11万円
55か月後の貯金額 元々の20万円+新たに110万円 新たに157万円
手元に残る金額 130万円 157万円

 

このままの生活を続けるより、まずは借金返済を優先するほうが27万円プラスという結果になりました

たるたるの驚いた顔
たるたる
すごい!こんなに差がでてくるのね!

Bの将来はこうなる

①このままの生活を続けて1,5万円返済しながら1万円貯金

②貯金の10万円と、毎月の貯金1万円を借金返済に回したら

の2パターンに分けてみてみましょう

 

将来どうなっているのかくらべてみました
Bの場合
  1. 銀行系のカードローンで50万円の借金あり(金利9%)
  2. 毎月1,5万円ずつ返済中
  3. 毎月1万円ずつ貯金しており、現在の貯金は10万円
このままの生活 ②貯金を全額借金返済に回してみたら
借金返済の期間 36か月 16か月
借金返済の合計金額 元本50万円+利息7,2万円 元本50万円+利息2,5万円
36か月後の貯金額 元々の10万円+新たに36万円 新たに52万円
手元に残る金額 46万円 52万円

 

このままの生活を続けるより、まずは借金返済を優先するほうが6万円プラスという結果になりました

たるたるの疑問
たるたる
あら?たった6万円か

Cの将来はこうなる

①このままの生活を続けて1,5万円返済しながら3万円貯金

②貯金の30万円と、毎月の貯金3万円を借金返済に回したら

の2パターンに分けてみてみましょう

 

将来どうなっているのかくらべてみました
Cの場合
  1. N.Sさん

    奨学金を300万円ほど借りている(金利0,7%

  2. 毎月1,5万円を返済中
  3. 毎月3万円ずつ貯金しており、現在の貯金は30万円
このままの生活 ②貯金を全額借金返済に回してみたら
借金返済の期間 213か月 61か月
借金返済の合計金額 元本300万円+利息19万円 元本300万円+利息4,9万円
213か月後の貯金額 元々の30万円+新たに639万円 新たに684万円
手元に残る金額 669万円 684万円

 

このままの生活を続けるより、まずは借金返済を優先するほうが15万円プラスという結果になりました

たるたるの疑問
たるたる
213か月で15万円か・・・これは多いの?少ないの?
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石田
どう考えればいいのか難しいね、解説していくね

総評

A(消費者金融)の場合:27万円プラスになりました

分析:100万円という高額な借り入れであったことと、消費者金融特有の高利率が原因。利息が高い場合は早く返す方がいいということがわかりました。

 

B(銀行系カードローン)の場合:6万円プラス

分析:50万円という金額であったため、返済期間が短く利息の差も10万円以下になりました。しかし、借金をしている生活の中での6万円は大きい!キャッシングという利息的に不利な状況なので、同じく早急に返済すべき!

 

C(奨学金)の場合:15万円プラス

分析:奨学金の場合、AやBと比較すると金利が圧倒的に低いです。いわゆるいい借金の部類になります。よって、そんなに急いで返済する必要はありません。リスクを回避するための貯金を優先してもいいといえるでしょう。213か月(約18年間)も借入をしていたにもかかわらず、返済すべき利息がたった19万円という状況です。

 

比較してみて分かったこと

  1. 利率が高い(おおよそ2%以上)の場合は、借金返済を急ぐべき
  2. 利率が低い(おおよそ2%以下)の場合は、急がなくてよい
  3. いずれにせよ、さっさと返済すると得をする

 

借金があるときは貯金を優先することでかえって将来貯まるお金が減ってしまいます

原因としては返済期間が延びることで、返済利息がより多くかかってしまうからでしたね

 

結果として、悪い借金はさっさと返済してしまうこと、借金を抱えないことがあなたのオカネのストレスを減らすことになりそうです

 

借金返済しながら貯金してもいい?するとしたらいくら?

借金をしながら貯金するなら30万円までにおさえておいたほうがいい

たるたるの驚いた顔
たるたる
借金返済を優先している間は貯金が全くないってことよね?ちょっと不安かも・・・
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石田
不安を解消する方法を解説していくね
もしあなたがこんな状況だったとしたらどうでしょう
もし借金が100万円以上だったら・・・
N.Sさん
  1. 借りているのは消費者金融で利率は15%
  2. 借金が300万円。毎月6万円ずつ返済
  3. 貯金をする余裕がない

 

返済期間 6年間
返済トータル金額 元本300万円+利息156万円
返済額(月) 約6,3万円
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石田
借金が多い場合について解説するね
解説
第1章でお伝えしたとおり、借金を優先して返済していったほうがあなたにとっては得ということに間違いはありません
ただし、上のとおり借金の金額が100万円をこえるような高額の借入があるときは1年以上貯金なしで生活することになります。
6年間も貯金なしで生活していくのは不安だ!という意見も出てくるかと思います
たしかに貯金なしで長い期間生活していくのは突然の出費リスクを回避できない能性がおおきくなります
あなたを襲う突然の支出はいくらでもあります
例えば・・・
  1. ケガや病気
  2. 結婚式ラッシュ
  3. もらい事故
  4. スマホの故障

言い出すときりがないほど突然の出費はたくさんありますね

結婚式は何とか欠席して乗り過ごしたとしても、事故やケガ病気など避けることが不可能なこともあります

 

これらの避けられない突然の出費リスクを回避するために30万円は貯めておくべきだとかんがえます

30万円という金額にしている理由

病気やケガ、スマホの故障、家電の故障など生活を続けていくうえで致命的なトラブルが2,3回起こった際に対応できる金額として30万円と設定しています

もちろん、30万円あればどんなことがあっても大丈夫というわけではありません

借金を早急に返済しつつ、リスクも避ける最低限度の貯金額として提案したい金額が30万円という金額になります

何があっても大丈夫なように!といって、多額の借金を後回しにして貯金ばかりしていると結果的に手元に残る金額は少なくなってしまうのです

そこで!
石田がもし借金を背負ってしまった場合はこのように対応します
  1. まず最初は貯蓄優先。30万円の「緊急時のための貯蓄」をつくります
  2. 30万円貯まったら、借金優先にシフトします
結論:長期間の借金返済をするときは30万円を先に貯めておく

 

たるたるの笑顔
たるたる
石田さん、すごく勉強になったわ!でも、貯金ってどうすればいいのか分からないから教えて💛
石田の困り顔
石田
また別の記事でお会いしましょう。お金のすべてをわかりやすく解説していくよ

お金を貯める具体的な方法は別の記事で解説しています